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【実体験】留学のメリット・デメリットを徹底解説!海外で最高の経験を積むには

留学をしようか考えたときに、自分にとってどんなメリット・デメリットがあるのだろうと疑問に思ったことはありませんか?せっかく海外へ留学に行くのであれば、いろんな経験を積んで語学力の向上や将来に活かしたいですよね。

今回の記事ではオーストリアとドイツで留学を経験したオーストリア在住ライターが、留学のメリット・デメリットについて実体験を含めながら解説します。留学に向いている人・向いていない人についても解説するので、留学を検討中の人は参考にしてください。

こじか

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留学のメリット7選|海外でしか積めない経験がある

留学では、海外だからこそ積める経験がたくさんあります。ではどのようなメリットがあるのでしょうか。具体的に7つ解説します。

生の英語や外国語に触れて語学力が伸びる

【実体験】留学のメリット・デメリットを徹底解説!海外で最高の経験を積むには

語学力の上達には、現地で生の言語に触れるのが一番の近道です。

日本でも語学学校や独学で語学力を伸ばすことはできるでしょう。しかし現地に住んでいれば否が応でも英語や外国語を使う機会が増えるため、より効率的に上達することが可能です。

筆者はオーストリアに留学する前、日本で語学学校に数ヶ月通ったものの周りが日本人しかいないこともあり、環境に甘えてほぼ上達せず……。英語も話せなかった筆者は現地でドイツ語を話す以外に選択肢がなく、ものすごいスピードで語学力が上がりました。

体験談

筆者はオーストリア留学前に日本で語学学校に数ヶ月通ったものの、周りが日本人しかいないこともあり環境に甘えて上達せず……。

英語も話せなかった筆者は現地でドイツ語を話す以外に選択肢がなく、ものすごいスピードで語学力が上がりました。

現地のネイティブが使う言い回しなどを学べることも大きなメリットです。友人や先生など周りの環境を通して活きた言語に触れることで、外国語によるコミュニケーションの幅も大きく広がるでしょう。

異文化交流のなかで価値観が広がる

海外で常識や文化、価値観の違う人々に出会うことで、自身の価値観を大きく広げることができます。

普段の食生活から買い物の仕方、休日の過ごし方まで、バックグラウンドによって考え方はさまざまです。日本での常識が通じない場面に遭遇することも多々あります。自身がマイノリティになる環境に身を置くことで、視野が広がり国際的な感覚を身に付けられるでしょう。

体験談

筆者も留学で価値観が変わったうちの1人。
初めての留学先のオーストリアでは社会人が1ヶ月休暇を取ったり、日曜日には飲食店以外すべての店が閉まったり、何歳になっても大学で学ぶことが普通だったり……。

日本と異なる価値観や考えに触れ視野が広がったことがきっかけで、筆者は現在もオーストリアに住んでいます。

多国籍な友人ができて人脈が増える

友人作りを留学の目的の1つにしている人もいるのではないでしょうか。
日本にはまだまだ外国人が少なく、自ら外国人の集まるバーやカフェなどに行かないと出会う機会は滅多にありません。しかしなかなか行く勇気が持てず、外国人と知り合う機会を作れない人も多いはず。

主に欧米の国には、さまざまな国籍の人が住んでいます。語学学校だけでなく大学やインターンシップ先などで、多種多様なバックグラウンドを持つ友人に出会えるでしょう。

体験談

筆者もオーストリア人やドイツ人に限らず、ウクライナやトルコ、アメリカなどさまざまな国籍の友人や知り合いがいます。

海外で観光や旅行を楽しめる

【実体験】留学のメリット・デメリットを徹底解説!海外で最高の経験を積むには

現地の観光や周辺諸国への旅行は留学の醍醐味。周辺諸国であれば、日本から行くよりも費用や時間をかけずに旅行ができます。現地の人にローカルな観光スポットを聞くのも楽しみの1つです。

ヨーロッパのシェンゲン協定圏内であれば、出入国の審査なしで気軽に遊びに行くことも可能です。

体験談

筆者はオーストリア留学中に、ヨーロッパの国を10ヶ国以上訪れました。バスや夜行列車を使って、イタリアやスロバキアへ日帰り旅行に行ったこともあります。もちろんオーストリア国内の観光地も多数訪れています。

行動力や発言力が身に付く

海外では、自ら進んで発言したり行動したりすることが求められます。日本のように空気を読む文化はほとんどなく、自ら率先して行動し、思ったことはしっかり発言しなければ伝わりません。何もしないと友人も出来ず、仕事先で不合理な待遇を受けたりすることも。

日本ではあまり積極的になれなかった人でも、海外で揉まれることで行動力や発言力は否が応でも身に付きます。

体験談

筆者は元から行動力はありつつも、自ら率先して発言するタイプではありませんでした。しかし留学中に揉まれ、自分の意思を口に出して伝える力が身に付きました。

日本に関する知識が増える

海外にいると、友人や先生などから日本について聞かれることが多々あります。日本の歴史や宗教観、政治などさまざまな事柄について答えることが増えるため、自然と日本に関する知識が深まります。

体験談

筆者は特にドイツにいたときに日本について尋ねられることが多くありました。日本について説明することで自分のなかでも新たな気付きを得たり、改めて日本の良さに気付いたりしました。ドイツ語の勉強に役立つ部分も。

大学受験や就職で有利になる、選択肢が広がる

留学での経験は、就活や大学受験時にアピールできる要素の1つです。もちろん、ただ留学をしただけでなく「留学で何を得たか」「どう成長できたか」が大事です。高い英語力やインターンの経験は一定の評価を期待できるでしょう。

留学によって、海外での就職や現地の大学を受験するという選択肢も増えます。

留学のデメリット6選|海外での生活は思い通りにいかないことも

どんな事柄でも、メリットがあればデメリットもあるもの。ここからは留学のデメリットについて6つ紹介します。

ある程度の費用と準備時間が必要になる

【実体験】留学のメリット・デメリットを徹底解説!海外で最高の経験を積むには

留学は思い立ってすぐに行けるわけではありません。
ビザ取得に必要な書類の準備や家探し、学校探しなどにはそれなりの時間と費用が必要です。留学先や滞在期間によってかかる費用は異なります。

たとえばアメリカへの語学留学であれば2週間で50万円、3ヶ月で150万円、6ヶ月で300万円、1年で600万円はかかります。

体験談

筆者がワーホリ留学したドイツでは、1年でおおよそ150万円~200万円が必要です。筆者自身は1年で170万前後かかりました。

学生であれば家族の助けや奨学金が必要不可欠。社会人であっても、仕事でお金を貯めながら留学の準備をするのは時間と労力がかかるでしょう。

休学や離職など日本での活動が止まる

留学中は日本での活動がストップします。

大学生や高校生が夏休み期間以外に留学する場合、学校に通えないため休学しなければなりません。留学中の単位が落とせる学校もありますが、単位が認められない場合は必然的に卒業が同級生よりも遅くなります。

社会人は長期休みを取ることが難しく、2週間以上の留学では求職や退職を余儀なくされるでしょう。

体験談

筆者はオーストリアから一度帰国し日本で働いていましたが、Webライター以外の仕事をすべて辞めてドイツへ渡りました。一度築いたキャリアを捨てるのは、正直かなり勇気が必要でした。

環境が合わずストレスが溜まる

【実体験】留学のメリット・デメリットを徹底解説!海外で最高の経験を積むには

メリットの項目でも説明した通り、海外では常識も価値観も日本とは異なることがほとんど。留学先の環境が合わず、日本に帰りたくなってしまう人は珍しくありません。特に食生活や生活習慣に強いこだわりがある人は、大きなストレスを抱えてしまうでしょう。

体験談

筆者はオーストリアとドイツの生活が肌に合っていたようで、幸いにも環境の違いに関して大きなストレスを抱えたことはありません。だからこそ現在もオーストリアにいるのです。

しかし、周りの日本人のなかには常に「早く日本に帰りたい」と言っている人もいました。

またドイツ在住の日本人の友人は、アメリカ留学をしたものの肌に合わず辛かったと語っています。一方、ドイツは肌に合うんだとか。どの国が自分に合うかは正直行ってみないとわかりません。

目的がないと時間とお金が無駄になる

明確な目的がないまま海外へ行って何かを得られるほど、留学は甘くありません。せっかくお金と時間をかけて留学したのに語学力もあまり上達せず、ただ旅行しに行っただけのようになってしまい帰ってから後悔することになりかねません。

語学力に関しても、現地へ行ったからといって勉強しなければ伸びません。かといって目的がなければ勉強にも身が入らないのではないでしょうか。

ネイティブと交流できるとは限らない

語学留学の場合、語学学校で出会うのは先生以外は基本的に留学生のみ。ネイティブと出会う機会は自分で作らないとなかなか巡ってきません。

体験談

筆者がオーストリア留学をした際は、語学学校だけでなく大学でもあまりネイティブと話す機会がありませんでした。大学の日本語学科の集まりに行ったりネット上で友人を探したりして、ネイティブと交流する機会を作っていました。

日本に帰ってから逆カルチャーショックで生き辛くなる

留学期間が長いと海外での価値観や生活習慣に染まり、日本に帰った際に逆カルチャーショックで生き辛くなることがあります。しかし基本的には日本帰国から時間が経つうちに、徐々に慣れていきます。

体験談

筆者が再びドイツ、そしてオーストリアに戻ってきたのは逆カルチャーショックが大きな要因の1つです。

20歳から5年間オーストリアにいた筆者は、結婚観や仕事のやり方、生き方についてオーストリアで大きな影響を受けました。その結果、帰国後に日本の考え方に馴染めず生き辛くなってしまい、ヨーロッパに戻ってきたのです。

留学に向いている人・向いてない人の特徴

メリットやデメリットがわかっても、留学をするかどうかは簡単には決められませんよね。自分が留学に向いているのかいないのかがわかれば、大きな判断材料のひとつになるはず。それぞれの具体的な特徴をまとめたので、ぜひ参考にしてください。

留学に向いている人

【実体験】留学のメリット・デメリットを徹底解説!海外で最高の経験を積むには

留学に向いている人の特徴は下記の通り。

・自分から積極的に行動し努力できる人
・新しい物事に挑戦したい人
・異なる環境や文化に寛容な人
・外資系企業や海外での就職を考えている人
・環境を変えたい人

留学は、受け身ではなく自ら率先して行動することで有意義に過ごせます。自発的に行動するのは勇気が必要ですが、明確な目的があれば必然と能動的になるはず。語学に関しても、上達には自分の努力が必要不可欠です。

異なる文化や環境、価値観のなかで視野が広がり、新たな選択肢を見つけることもできるでしょう。外資系企業や海外での就職を考えている人にとっては、留学は大きな足がかりです。

留学に向いてない人

留学に向いていない人の特徴は下記の通り。

・目的がはっきりしない人
・勉強する気がない人
・英語や外国語を話すのに抵抗がある人
・生活環境にこだわりがある人

「ただ海外に住んでみたい」など明確な目的がない留学は、すぐに挫折してしまう可能性があります。時間とお金を無駄にしてしまい、帰国後に後悔するはめに。

海外と日本の生活環境は大きく異なります。英語を話したくない、環境に適応できないとなるとで、海外での生活で大きなストレスを抱えてしまうかもしれません。

メリット・デメリットを把握して充実した留学を!

今回紹介した留学のメリット・デメリットは下記の通り。

メリット

・生の英語や外国語に触れて語学力が伸びる
・異文化交流のなかで価値観が広がる
・多国籍な友人ができて人脈が増える
・海外で観光や旅行を楽しめる
・行動力や発言力が身に付く
・日本に関する知識が増える
・大学受験や就職で有利になる、選択肢が広がる

デメリット

・準備時間とある程度の費用が必要になる
・休学や離職など日本での活動が止まる
・環境が合わずストレスが溜まる
・目的がないと時間とお金が無駄になる
・ネイティブと交流できるとは限らない
・日本に帰ってから逆カルチャーショックで生き辛くなる

さまざまなデメリットを紹介しましたが、留学にはデメリットを補ってなお余りあるメリットがあります。人生がガラッと変わるキッカケになることも。少しでも興味のある人は、ぜひ自分自身をふりかえりつつ一歩踏み出してみてください。

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