こんにちは!最近、夜にチョコを食べながらウイスキーをロックで飲むのにハマっているアラサー女・Kojikaです!
でも私、何を隠そうウイスキーについてまったく知りません!(おい)
ウイスキーにはどんな種類があるの?よく聞くシングルモルトってなに?スコッチとバーボンの違いは?
そこで今回は、最近ウイスキーにハマっているという私の友人・ハッシュに、ウイスキーの種類や違いについて、いろいろ聞いてみました!
絶賛ウイスキー勉強中のハッシュは、まだ一つも動画をあげてないけど自称YouTuber(え?)
ウイスキーに関する動画は、これからいろいろとあげていく予定なんだとか!わたくしKojikaもゲストとして登場予定ですよ!
ハッシュはTwitterもやっているので、ぜひフォローしてくださいね。
今日は私も顔出ししよ
いや、それ顔出ししてないのと一緒だからな?
さぁ気を取り直して(?)楽しく面白く、一緒にウイスキーの種類や違いについて勉強していきましょう!
【ウイスキーの種類】ウイスキーってそもそもどんなお酒?
さっそく聞きたいんだけど、ウイスキーってどんなお酒なの?
ウイスキーは簡潔に言うと蒸留酒だね。細かい定義は国によって変わってくるよ
ウイスキーの定義は一般的に、
「原料として穀物を使用し、糖化・発酵させてから蒸留した原酒を、木製の樽に詰めて熟成させたもの」
蒸留したものを熟成させることによって、深みのある香りとコクが生まれ、キレイな琥珀色のウイスキーができあがります。
昔は熟成させないで飲んでたって聞いたんだけど
そう。そもそもウイスキーって、高い酒税を払いたくなくて熟成前のウイスキーを樽に詰めて隠してたら、いつの間にかお酒めっちゃ美味しくなってるんですけど?!って偶然できたらしいよ
偶然の産物、ヒョウタンからコマ、いや神の悪戯か……
はい?
【ウイスキーの種類】原料の違い!
ウイスキーの種類は大まかに原料によって変わるよ!今から説明するね
おなしゃすハッシュ先生!
モルトウイスキー
モルトウイスキーとは、モルト(大麦麦芽)だけを原料として作るウイスキーのこと。
ポットスチルと呼ばれる単式蒸留器で作るため、大量生産には向きません。その分、個性のあるウイスキーが出来るため、ウイスキー好きにはモルトウイスキーファンが多いんだとか。
モルトウイスキーの中でも、いくつかの種類にわかれています。
シングルモルトウイスキー
シングルモルトは、一つの蒸留所で作ったモルト原酒だけを使って造られたモルトウイスキーのこと。
木の樽は人と同じように個性があるため、同じ蒸留所で作っていても熟成の過程で樽ごとに味の違いがあります。それをブレンダーさんが、毎回いろんな樽や年代の違う樽をブレンドして、同じ味のウイスキーになるように調整します。
〈代表銘柄〉山崎・余市・グレンフィディックなど
ちなみにウイスキーの色も樽ごとに多少違いが出るから、基本的にはコーラと同じカラメル色素を使って同じ色になるよう調節されてるよ!
ブレンデッドモルトウイスキー
ブレンデッドモルトウイスキーは、複数の蒸留所のモルト原酒をブレンドして造られたウイスキーのこと。
ブレンデッドモルトウイスキーはそれぞれの原酒の個性が絡み合って、複雑で芳醇な味わいになっているものもあれば、より飲みやすくブレンドされているものもあります。
〈代表銘柄〉竹鶴・ニッカセッション・ビックピートなど
ブレンデッドか。……てっきりシングルの次はダブルかと思ったんだけど、ダブルモルトって言葉はないの?
確かに(笑)うーん、でも聞いたことないな(笑)
シングルカスク
全然わからない単語出てきた、カスク?カスク、カス……酒カス?
違います。カスクは樽って意味だよ!
シングルモルトは同じ蒸留所の複数の樽を合わせて、調節して造られていますが、シングルカスクはあえて味を調整せずに、一つの樽から出来たウイスキーをそのまま瓶詰めしたもの。
世界にあるたった一つの樽からできるシングルカスクは、樽ごとによって味も香りも違い、まさに唯一無二、一期一会のウイスキーです。また一つの樽から採れるウイスキーはせいぜい200~600本程度のため希少価値が高く、値段もプレミアもの。
グレーンウイスキー
グレーンウイスキーとは基本的にとうもろこしやライ麦、小麦などの穀類を原料として作るウイスキーで、連続式蒸留器で蒸留したもの。大量生産に向いており、軽くクセのない飲みやすいウイスキーが多いです。大量生産できるので、値段も基本的に安価。
〈代表銘柄〉知多・ロッホローモンドなど
シングルグレーンとかブレンデッドグレーンとかの種類はあるの?
うーん、あるにはあるけど。
そもそもブレンデッドグレーンウイスキー自体珍しいから、シングルグレーンって言葉はあんまり必要ないのかも?知多とかロッホローモンドはシングルグレーンウイスキーって表記されてるよ!
なんでブレンデッドグレーンウイスキーは珍しいのかな?
さぁ…個性が少ないからブレンドしてもって感じなのかな?知らんけど
※ハッシュもまだ勉強中の身なので大目にみてください(誰から目線)
ブレンデッドウイスキー
モルト原酒とグレーン原酒をブレンドして造られるのが、ブレンデッドウイスキー。ブレンダーさんが繊細且つ卓越した技術でブレンドしていて、モルトの個性とグレーンの飲みやすさの両方を兼ね備えています。
グレーンウイスキーだと物足りないけど、モルトはまだあんまり……って人や、ウイスキー初心者におすすめです。
〈代表銘柄〉ジョニーウォーカー・響・角瓶など
【ウイスキーの種類】産地の違い!世界5大ウイスキー
ここからは産地ごとのウイスキーの種類について、特徴や代表的な銘柄を説明します。
スコッチウイスキー
スコットランドで造られているウイスキーで、ウイスキーの代表格。モルトウイスキーはピートと呼ばれる泥炭を焚くことによって香りづけされるものもあり、スコッチは特にピート香が強くてスモーキーなのが特徴的。
スコットランド内には100以上の蒸留所が存在し、地域によっても味や香りに大きな違いがあり、ライトなものからフルーティなもの、薬品のような味がするものまでさまざま。主なスコッチの産地はアイラ・ハイランド・スペイサイド・キャンベルタウン・ローランド・アイランズ。
〈代表銘柄〉ラフロイグ・マッカラン・タリスカーなど
スコッチに関しては種類がありすぎて簡単には説明しきれないから、また別の記事で詳しく説明した方がいいね。
了解です、せんせぇ!
アイリッシュウイスキー
アイルランドで造られるウイスキーで、ウイスキーの元祖とも言われています。ピートを使用していないためスモーキーさがなく、軽く飲みやすいのが特徴。日本ではあまり知られていませんが、初心者にもおすすめできるウイスキーが多いです。
〈代表銘柄〉ジェムソン・バスカーなど
アメリカンウイスキー
アメリカンウイスキーとはアメリカで造られるウイスキーの総称。代表的な種類はケンタッキー州で主に製造されるバーボンウイスキーと、テネシー州で製造されるテネシーウイスキー。バーボンもテネシーもトウモロコシを主原料としていて、甘く香ばしい香りが特徴的です。
〈代表銘柄〉ジムビーム・IWハーパー・ジャックダニエルなど
アメリカンウイスキーはハイボールがおすすめ!
ジャパニーズウイスキー
スコッチウイスキーの造り方をもとに、日本人にも飲みやすいよう造られた日本のウイスキー。スモーキーな香りは抑えめで、繊細で優しい味わいが特徴。四季による気候の違いや豊かな自然環境から、スコッチのように日本も地域によって味が異なり、原酒の種類が豊富。
〈代表銘柄〉山崎・余市など
我らが日本、ジャパニーズウイスキー!ジャパニーズウイスキーについても、別の記事で細かく掘り下げる予定です!
カナディアンウイスキー
カナダで造られるウイスキーで、世界5大ウイスキーの中で一番軽い口当たりで、初心者でも飲みやすいのが特徴。クセが少なく主張が少ないため、カクテルベースとしてもよく使われます。
〈代表銘柄〉カナディアンクラブ・クラウンローヤルなど
【ウイスキーの種類】違いを知ってウイスキーを楽しもう!
すごい!今回だけで、ウイスキーについてだいぶわかった気がする!
ウイスキーは国や地域によってかなり違いがあって、全然紹介しきれてないから、次は産地ごとに詳しく解説していこうかな!
今後、「ハッシュに聞くウイスキーシリーズ(仮)」はまだまだ続けていく予定です!
スコッチやジャパニーズウイスキーについてさらに深堀りしたり、ウイスキーの飲み方の種類や、ボトルの違いなんかも紹介していく予定なので、お楽しみ!
皆さんもウイスキーの種類や違いを知って、さらにウイスキーを楽しみましょう!
オーストリア在住のお酒大好きなフリーランスの音楽家兼Webライター。お酒以外の趣味は、アニメ、漫画、ゲーム。犬が好き。
こんにちは〜ハッシュです!