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【音大卒が選ぶ】クラシック音楽理論の勉強におすすめの本9選!初心者やブランクがある人向け

クラシック音楽を学ぶうえで欠かせない音楽理論の勉強。音大を受験予定の方や保育士試験を控えている方で、音楽理論の勉強の仕方について悩んでいる人もいるのではないでしょうか。ブランクがあって音楽理論を勉強し直したい人もいるでしょう。

今回の記事では、日本の音大で勉強しウィーンの音楽学校を卒業した筆者が、クラシックの音楽理論を学ぶのに最適な本を9つ紹介します。当の筆者も、これから紹介する参考書を使って実際に音楽理論を学び直しました。ぜひ参考にしてみてください。

初心者向けの音楽理論の本5選

音大受験者や、独学で音楽理論を学ぶ人におすすめの初心者向けの本を4冊紹介します。

「マンガでわかる!音楽理論」

音楽理論の本はとっつきにくいものが多いですが、本書では音楽理論をマンガを交えて楽しく学べます。頭にスッと入っていきやすいので、活字だけの本を読むのが苦手な方におすすめです。

3巻まで発売されており、1巻では音名や音程、音階など基礎の基礎から学べます。

「楽典 理論と実習」

音大受験生は必ず手にする楽典。純正律と平均律、音階、和音まであらゆる音楽理論の基礎を網羅しています。各章や項目ごとに問題も記載されているので、実践しながら学べます。

筆者も、日本の音大受験時はまず本書から勉強を始めました。もし音大受験生で手にしていない方がいたら、ぜひ購入しておくと良いでしょう。

「1冊でわかるポケット教養シリーズ 楽典がすいすい学べる本」

楽典の内容を、かなり噛み砕いてわかりやすく解説しています。軽快な語り口調で、読みやすくまとめられているのもポイント。クラシック音楽の歴史も学べます。もし筆者の受験当時にあったら、楽典の勉強も楽しくなっただろうなと思いますね。

「楽典練習115」

楽典で習ったことを、ひたすら反復練習するのにぴったりな問題集です。音大受験時の勉強に最適で、「楽典 理論と実習」と一緒に活用すると良いでしょう。本書も筆者が実際に受験前に使っていました

中級者やブランクのある方向けの音楽理論の本4冊

楽典の知識をすでに知っている方や、ブランクがあって復習したい方におすすめの本4冊を紹介します。

「和声 理論と実習」

和声を学ぶための参考書で1~3巻まで発売されています。本書は和声を学ぶうえで外せません。東京藝術大学の作曲科教授陣が制作しており、本書で学べる和声は「芸大和声」と呼ばれています。筆者も和声の復習時に活用しています

「1冊でわかるポケット教養シリーズ 和声法がさくさく理解できる本」

「1冊でわかるポケット教養シリーズ」の和声バージョンです。楽典バージョンと同様に、親しみやすい口調で和声法について解説しています。本書を読んだうえで「和声 理論と実習」を読む、もしくは反対に「和声 理論と実習」読後に本書を読むのもおすすめです。

「1冊でわかるポケット教養シリーズ 和声法がぐんぐん身につく本」

「1冊でわかるポケット教養シリーズ 和声法がさくさく理解できる本」の続編です。巻末には実践で学べる問題集も付いているので、「和声法がさくさく理解できる本」と合わせて勉強すると良いでしょう。

「名曲で学ぶ 和声法」

実際のクラシック曲の中で和声がどのように使われているのか、譜例を見ながら学べます。和声自体の理論はわかっても、実践できないという人におすすめです。筆者も本書で和声の復習をしました。個人的にかなりおすすめの一冊です。

ピアノで実際に譜例を弾きながら学べるとより良いでしょう。もちろん、YouTubeなどで譜例の曲を聴きながらでも学べます。

「和声と楽式のアナリーゼ バイエルからソナタアルバムまで」

ピアノを習っている方であれば誰しもが通るバイエルやソナタアルバムを使用して、和声を学べます。理論だけでなく実践しながら勉強できるので、頭に入ってきやすいです。筆者は「名曲で学ぶ 和声法」と一緒に本書も使用して勉強し直しました。

本書も「名曲で学ぶ 和声法」と同様、ピアノを弾きながら学べるとより良いです。

クラシック音楽理論を本から学ぼう

クラシックの音楽理論は難しい言葉が多く並んで、勉強するのが難しく感じられます。しかしある程度基礎が固まれば、独学でも十分に習得できます。ぜひ今回紹介した本を参考にして音楽理論を学び、耳でも頭でも音楽を楽しみましょう。

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