【弾丸・神戸へ女一人旅】観光時間はたったの5時間！？詳細レポート

北野天満神社

「風見鶏の館」以外、一人旅の目的地を決めていなかったので、すぐ隣にある「北野天満神社」に参拝しに行くことに。

「北野天満神社」は、学問の神様として親しまれている菅原道真公を祀っている神社だそうですよ。

わお、皆さんわかりますか？……なかなかの階段です。

ここに来るまでに散々坂を上って、ここでもまだ上りますか……。
いいでしょう！のぼってさしあげますとも！

だから誰目線だよ

ひぃひぃ言いながら手すりに掴まり、励ましてくれる人もいないまま一人階段をのぼってみると……

おお、素晴らしい景色！
「風見鶏の館」を手前に、神戸の街と神戸港を見渡すことができます。

本殿は修復作業中だそうでお姿を拝見することはできませんでしたが、お賽銭を入れてお祈り。

私はいつも「～できますように」ではなく「○○頑張ります！」とお祈りするので、今回も「もっと仕事増えるように、頑張ります！ぐへへ……」とお祈りしてきました。(こういうのって言わないほうがいいんでしたっけ？)

御朱印を半紙でいただき、北野天満神社をあとにします。
この時点で11時40分。

番外編：オランダ坂・オーストリアの家

次はどこへ行こうかな～、と一度坂を下って北野通りに戻って地図を確認。
なんとなく、一番遠そうな「うろこの家」を目指すことにしました。
誰に気を遣うでもなく、自分の行きたいところに行けるのは一人旅のいいところ。

これまた坂を上り、歩いて、坂を……

この坂やばい(泣)
オランダ坂と言うそうです。
写真だとわからないかもしれませんが、傾斜がものすごいし、全然辿り着かない(泣)

まじで恐るべし、坂の町・神戸……

万年運動不足のアラサー女には辛すぎる。
息を切らしながら地獄のオランダ坂を上っていると、左手になにやら看板が。

オランダ館、デンマーク館……オーストリアの家！？

なにを隠そう、私はオーストリアのウィーンに5年ほど住んでいた経験があります。
もはやオーストリアは私の第二の故郷……。

ど、どんな感じなのかしら？と坂を途中で曲がり覗いてみる。

どうやらここでは、オーストリアの文化やモーツァルトにまつわる品々を展示しているのだそう。
また、テラスのカフェではオーストリアの高級ホテル・インペリアルホテルのトルテやワインなどが楽しめるらしい。

……いやいやいや、お前ウィーンでモーツァルトハウスも、ザルツブルグにあるモーツァルトの生家も行ったやろ！？ケーキも食ったしワインなんかほぼ毎日飲んでたやろが！

ということで、泣く泣くオーストリアの家をあとにしました。
皆さんぜひ旅行や一人旅するとき、時間があったら私の代わりに覗いてみてくださいね……。

未練たらたらじゃん

オーストリアの家を通り過ぎたのは11時50分頃。

うろこの家

オーストリアの家を過ぎてもまだまだ続く坂……。

と思ったら、お？サンタさんが見えてきました！
屋根に登ったはいいものの、煙突がなかったのかな！？

到着しました！「うろこの家」！

単館券で1,050円。
入館券はしおりにもなるので、ぜひ記念に保管してくださいね。

まず、ブロンズの猪がお出迎えしてくれます。

こちらの猪は、オリジナルはフィレンツェにあるそうで、鼻を撫でると幸運が訪れるんだとか。
どおりでお鼻だけ色が変わってしまっているわけですね。私もひと撫でして幸運をお祈りしておきます。この後の一人旅もうまくいきますように！

「うろこの家」は神戸で最初に公開された異人館。
もともとは外国人向けの高級借家だったそうです。外壁のスレートが魚の鱗に見えることから「うろこの家」と呼ばれるようになったんだとか。

確かに、美味しそうなお魚そっくりですね(？)

館内には1800年代の磁器コレクションやガラス工芸品が展示されていますが、うろこの家とは関係ないそうです。

お、なんだこれは。ホーンテッドマンション？
うーん、私には何も聞こえません。本当に怖いのは人間だって知ってるからかな？

何があったんだよお前に

もしどなたか、足音が聞こえたという方がいたら、ぜひ教えてくださいね！！

お隣の建物は展望ギャラリー。
1、2階には美術品が飾られていました。写真撮影は控えて、そのまま3階の展望室へ。

おお、ここもなかなかの眺め！

展望室にはソファが置いてあったので、体力皆無の女は少し休憩しつつお昼ご飯のお店を探します。
この時点で12時15分。新幹線の時間まであと2時間半ほど。

Kojika

オーストリア在住のお酒大好きなフリーランスの音楽家兼Webライター。お酒以外の趣味は、アニメ、漫画、ゲーム。犬が好き。